生前の財産評価~終活~
<ご相談者様の状況>
85歳のお父様がご自身の終活をしたいとご来社されました。
色々と心配事は尽きないようでしたが、まとめると下記2つ。
1. 自分がなくなった時に相続税はかかるのか。
かかるのであれば、対策はできるのか。
2. 相続人はどのような手続きが必要になるのか。
(できるだけ迷惑をかけたくない)
<当センターの対応>
財産状況と(推定)相続人を把握させてもらうべく、書類があるものは書類で、不足する分は聴き取りで補足しながら確認しました。その上で、
1. 相続税はかかる。相続税額は500万円ほど。
対策案もいくつかご提案。(ご高齢のため選択肢は少し限られます)
2. 相続手続きの仕方についてご案内しました。
<結果>
相続税は思ったほどでなく、ご自身の金融資産の中で賄えるということがわかり、特に対策はしないとの結論に至りました。
相続手続きについても承知して頂き、預金口座数を減らすなどをし、自分がなくなった時の道しるべとして相続人に向けてノートに記載しておく。とのこと。
<その後>
相談に来られた方が残念ながらお亡くなりになってしまい、相続人の方がお見えになりました。
何をすればいいのかわからない中、ノートがあったことで助かった。とおっしゃっていました。
対策らしい対策はできなかったのですが、生前に整理されていたことで、財産状況や、やるべきことが示されており、相続人としては動きやすかったのではないでしょうか。
一番はご遺族に迷惑をかけたくないとのリクエストでしたが、微力ながら一助できたこと、嬉しく思った事案でした。
- お客様の声 A・O 様
- 相続や登記は想像以上に時間と労力が必要です。 相続税期限が被相続人が死亡して10カ月までですが、あっという間に過ぎていきます。自分でできるのであれば良いですが専門の方にお願いした方が安心です。 今…
- お客様の声 H・Y 様
- 相続税申告にあたり、とても丁寧にご対応いただき、私の要領を得ない質問にもわかりやすくご説明いただき、安心してお任せすることができて、大変ありがたかったです。
- お客様の声 匿名希望 様
- 単なる申告書の作成と手続きだけというのではなく、遺族に寄り添った配慮もして下さいました。 書類なども誠に丁寧にご説明下さったので十分納得し、信頼しておまかせすることができると思います。
- お客様の声 匿名希望 様
- 忙しい日々ですが、何事も早めに準備することが大切です。 わからないことが出てきたら迷わず、専門家の力を借りることが解決の近道だと思います。